チェックリスト

売却前チェックリスト

査定を頼む前に、何がわかっていて何がわかっていないかを書き出します。項目ごとに資料の入手先と、詳しく解説したページを並べました。

使い方

上から順に、わかったことを書き込んでいきます。「わからない」と書けた項目も前進です。査定を依頼するときに、この表をそのまま担当者に見せると、前提のずれた提示を減らせます。

1. 名義と権利

確認すること資料・窓口詳しく
登記上の所有者は誰か。亡くなった方の名義のままではないか登記事項証明書(法務局)相続登記
登記上の住所・氏名が今と同じか(令和8年4月から変更登記は義務)登記事項証明書、住民票相続登記
共有者はいるか。全員と連絡が取れるか登記事項証明書共有持分
抵当権などの担保が付いているか。残債はいくらか登記事項証明書、金融機関の残高証明ローン残債
土地が借地ではないか。借地なら契約書はあるか土地賃貸借契約書、地代の記録借地権・底地

2. 道路と建築の記録

確認すること資料・窓口詳しく
前面の道は建築基準法上の道路か。2m以上接しているか市区町村の建築指導・道路担当、測量図再建築不可
建築確認を受けた日(昭和56年5月31日以前か)確認済証、建築計画概要書旧耐震
用途地域などの法令上の制限不動産情報ライブラリ、市区町村の都市計画担当売却方法の比較

3. 建物の状態

確認すること資料・窓口詳しく
雨漏りの履歴と修理記録修理業者の書類、写真契約不適合責任
シロアリ被害・駆除の記録と保証書駆除業者の書類契約不適合責任
建物状況調査を受けたことがあるか、受けるか調査報告書契約不適合責任
修理して売るか、解体するか、現況で売るか工事見積解体・修繕

4. 告知と現況

確認すること資料・窓口詳しく
人の死に関する事案の時期・場所・死因・特殊清掃の有無自分のメモ、清掃業者の書類、管理会社告知の範囲と期間
残置物の量と、相続財産として処分してよいか相続人間の合意、市区町村の清掃担当残置物
空き家の場合、自治体から通知が来ていないか通知書、市区町村の空き家担当空き家と空家法
居住者・賃借人がいるか。明渡しの見込み賃貸借契約書契約と決済

5. お金と期限

確認すること資料・窓口詳しく
いつまでに現金が必要か自分の予定、納税期限など手取り比較
固定資産税・管理費などの滞納がないか納税通知書、管理会社手取り計算
購入時の契約書など取得費の資料があるか(不明なら売却額の5%を取得費にできる)国税庁No.3258手取り計算
相続した空き家なら、特例の売却期限(相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日)国税庁No.3306旧耐震

6. 査定と契約

確認すること資料・窓口詳しく
査定ごとに、価格に含まれる・含まれない費用を分けたか査定書査定比較
買取と仲介の両方で、同じ前提の提示を取ったか査定書買取と仲介の違い
契約不適合責任の免責・期間、解除条件、手付、決済日を確認したか売買契約書案、重要事項説明書契約と決済

専門家に相談する場面の目安

こんなとき相談先の例
相続登記、住所変更登記、抵当権抹消司法書士、法務局
共有者・地主・相続人との意見が合わない、裁判所の手続が必要弁護士
譲渡所得税、空き家の特例税理士、税務署
接道、再建築、耐震の可否特定行政庁の建築指導担当、建築士
境界・面積があいまい土地家屋調査士
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出典・参照した一次情報(確認日:2026年10月11日)

このチェックリストは確認漏れを減らすための整理表で、すべての項目が全員に当てはまるわけではありません。各項目の判断は、表に挙げた資料の発行元や専門家に確認してください。